株主の皆様におかれましては、益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。日頃より格別のご支援をいただき、誠にありがとうございます。
第65期(平成20年1月1日から平成20年12年31日まで)の事業の概況を報告するにあたり、ご挨拶申し上げます。
当社は株主の皆様をはじめ、関係各位のお蔭様をもちまして、本社5月に創立60週年を迎えます。しかしながら当社グループを取り巻く環境は60年の歴史においても経験のない厳しさを見せております。その厳しさは主力事業に大きく影響しております。
当社グループはフラットパネルディスプレイ市場、タッチパネル市場向けの光学特性フィルムコーティングを主力事業としております。光学特性を持つフィルムは高機能フィルムと呼ばれますが、その高機能フィルム業界全体は個人消費の低迷など景気減速の影響を受けています。今後も引き続き市場からの価格引き下げ要求が予測されます。その要求に対しては内部での科学的な合理化の推進、お客様との技術要求のすり合わせにより対応が可能です。当社は日本、中国、台湾、韓国を同一市場、同一意識で捉え、ユーザーに直接販売しており、お客様の特殊な要望にも対応するブランド製の高い製品を提供しております。顧客と技術要求のすり合わせができるのは、直接顧客を訪問して技術レベルまで入り込む販売を続けてきた当社グループの強みであります。
また、一方で技術開発には更に力を注いでまります。例えば現在抱えている技術開発テーマの一つに光学系フィルムを用いてLEDを制御する技術があります。このような技術は当社グループの可能性をさらに広げることができます。
あわせて営業方針、社内体制の一斉見直しを行い、来るべき景気の回復期には、その技術力を最大限発揮できるように社内体制を整えてまいります。
株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご支援とご指導を賜りますよう、お願い申し上げます。